Hitotsubashi Institute for Advanced Study

【開催報告】社会連携プログラム第3回医療経済短期集中コース(2020/11/20,21-22,28-29)

一橋大学 HIAS Health 社会連携プログラム第3回医療経済短期集中コース を11月20日(金)、21~22日(土~日)、28~29日(土~日)の2週間にわたり開講しました。

「医療経済短期集中コース」は、エビデンスを重視する経済学を含む社会科学の知見から医療・介護の政策・実務の現場に貢献することを目的として、社会人を対象に、週末2回にわたった集中的に実施す高度職業人専門プログラム(リカレント教育プログラム)です。第3回目となる2020年度は、新型コロナウィルス感染症の影響を鑑み、オンライン形式での開催となりましたが、自治体、医療関係者やコンサル、製薬企業など多様な分野から27名の受講生にご参加いただきました。  

集合写真

講義では「科学的な根拠に基づいた政策立案(EBPM: Evidence-based Policy Making)」を軸に、データに基づいた医療・介護に関わる政策・経営の実態把握と分析、効率化に向けた手法等が紹介されました。

また、4日間のコースに先立ち、11月20日(金)には、希望者を対象に「コースで使われる統計学の基本」の講義と演習が行われました。

コース期間中は、基調講演や講義の座学の他、演習・グループワークといったアクティブ・ラーニングが取り入れられました。実技やディスカッションを通じて内容への理解を高めるとともに、様々なバックグラウンドの受講者間の交流・ディスカッションの時間となりました。

 

コースの様子はこちら

講義の様子 パネルディスカッションの様子 受講生によるグループワーク報告

(参考)第3回医療経済短期集中コース時間割

■受講生の声

データ分析を行う前に、集められたデータが分析の目的に照らして妥当性を有するかという点に留意し、また結果についてもエビデンスがあるということで依拠しすぎない姿勢が大切だと、身に沁みて納得できました。
ホットトピックであり実際に政策側に携わる方のお話が聴けて興味深かったです。ありがとうございました。
規制改革の経緯と現状に関して理解でき、オンライン医療などの今後の動向を意識しながら、業務にも反映させていければと思いました。
各メンバーの知識や情報を持ち寄って行い、意義のあるグループワークができたと考えます。
考えをまとめる良いきっかけになったのと、業界他社の人と一緒に考えをま止めることができたのは、良い機会でした。異業種の方のGW発表も聞かせていただき、HTAについては業界内では話をしますが、異業種の方の課題に対する考え方を聞けたのも良い機会となりました。
政策評価の手法、概念の大枠を体系的に勉強することができ、非常に有意義でした。ありがとうございました。
サポーティブな雰囲気が学びの場を動機づけたと思う。自分の知りたいことの発問を専門の先生方にどのように伝えるかが課題であると改めて痛感した。満足度は高い。
医療現場、コンサルなど様々な分野の方とディスカッションできたことは非常に有意義であり、視野を拡げることができました。
説明が非常に分かりやすく、事前知識があまりない状態でしたが、つまづくことなく講義についていくことができました。

 

2021年度第4回医療経済短期集中コースについて

2021年度は、11月5日(金)、11月6~7日(土~日)、11月13~14日(土~日)の日程で開講予定です。

プログラムや受講申込みの方法などの詳細につきましては、後日、本ホームページの「社会連携プログラム」のページでご案内いたします。<「社会連携プログラム」へ>

  1. ディスカッションペーパー HIAS-E-120 “An evolution of global and regional banking networks: A focus on Japanese banks’ international expansion”を発行しました。

  2. 5月11日(水)第56回定例研究会:Dr. Stefan Lipman, Erasmus University Rotterdam,「Tailored financial incentives for health behaviour」 を開催します。

  3. ディスカッションペーパー HIAS-E-119 “Transportation Infrastructure and Trade”を発行しました。

  4. ディスカッションペーパー HIAS-E-118 “Forecasting GDP growth using stock returns in Japan: A factor-augmented MIDAS approach”を発行しました。

  5. 『週刊社会保障』に荒井耕教授(一橋大学大学院経営管理研究科 教授)・古井健太郎准教授(松山大学経営学部)の共著論文「既存情報の改善と把握情報の充実―『事業報告書等』と『病床機能報告』との連結による『医療経済実態調査』の補完―」が掲載されました。

  6. 『社会保険旬報』に荒井耕教授(一橋大学大学院経営管理研究科)・古井健太郎准教授(松山大学経営学部)の共著論文「医療機能による有床診療所の財務状況への影響―多様な財務側面への留意の必要性―」が掲載されました。

  7. 3月16日(水)第55回定例研究会:Mizanur Rahman,一橋大学,「Global, regional, and national progress in financial risk protection towards universal health coverage, 2000-2030: a Bayesian Hierarchical Analysis」 を開催します。

  8. ディスカッションペーパー HIAS-E-117 “Heterogeneous Internal Trade Cost and Its Implications in Trade”を発行しました。

  9. 2021年度第4回一橋大学政策フォーラム「地域の産業振興政策と中小企業政策:研究と実務の連携を目指して」(地域・中小企業政策研究センター令和3年度シンポジウム)を2022年2月28日(月)に開催します。

  10. ディスカッションペーパー HIAS-E-116 “COVID-19 Uncertainty Index in Japan: Newspaper-Based Measures and Economic Activities”を発行しました。